飲食店の接客マニュアルは、 場面ごとの決めごとと、困ったときの決まりを書くものです。 言い方の台本を増やすより先に、誰が・どこまで・迷ったら誰にを決めておくと、教える人によって接客がばらつきにくくなります。
接客マニュアルというと、「いらっしゃいませ」から「ありがとうございました」までの決まり文句を並べたものを思い浮かべるかもしれません。けれども、新人のスタッフが本当に迷うのは、決まり文句では答えられない場面です。満席のときにどうご案内するか、アレルギーについて聞かれたらどう答えるか、お酒の注文で年齢が分からないときはどうするか、強い口調の苦情を受けたら誰に替わるのか。このページでは、接客マニュアルに書いておきたいお店の接客の方針と7つの場面で決めること、言い方のそろえ方、そして困ったときの決まりをご説明します。2026年10月1日から事業主の義務になったカスタマーハラスメント対策と、接客マニュアルの関係にも触れます。
- 初回のご相談は無料
- 創業2006年・飲食店ひとすじ
- マニュアルの整備と研修まで
※本ページの言い方の例は、お店で言い方をそろえるときの例です。正しい敬語や、どのお店にも当てはまる決まりを示すものではありません。法令・指針の内容は2026年10月時点のものです。
お店の接客で、こう感じていませんか
- 教える人によって言うことが違い、新人のスタッフが戸惑っている
- ベテランのスタッフがいる日と、いない日で、接客の印象が変わる
- ネットで見つけた接客マニュアルのひな形を使ってみたが、自分の店には合わなかった
- アレルギーやお酒の年齢について聞かれたとき、どう答えるかを決めていない
- 強い口調の苦情を、アルバイトのスタッフが一人で受けてしまったことがある
- カスタマーハラスメント対策が義務になったと聞いたが、接客マニュアルに何を書けばよいか分からない
- マニュアルを作ったものの、誰も開かないまま古くなっている
接客マニュアルは、決まり文句の一覧ではなく、迷ったときの拠りどころとして作ると使われやすくなります。
扱うのは「書き方」ではなく、
接客マニュアルに「何を書くか」です。
マニュアルづくりには、何を書くか(中身)と、どう書くか(書式・教え方)の2つがあります。このページでは、接客の場面に絞って、マニュアルに書いておきたい中身をご説明します。
1つの作業を手順・ポイント・理由・できている状態に分けて書く方法や、写真の使い方、教えるときの進め方(OJT)は、新人教育マニュアル全般に共通する話として、コラムで別にご説明しています。
また、ここでご紹介する場面や言い方は一例です。高級店と大衆店、ランチ中心の店と夜のお酒が中心の店では、同じ場面でも求められる接客が違います。ひな形をそのまま使うのではなく、お店の方針に合わせて書き直す前提でお読みください。券売機やセルフ式のお店では、場面を置き換えてお読みください。
マニュアルの書き方とOJTの進め方はコラム「飲食店の新人教育マニュアルの作り方とOJTの進め方」で、新人が辞めにくい受け入れ方はコラム「アルバイトが定着しない5つの原因と対策」でご説明しています。
最初に決めるのは、お店の接客の方針
場面ごとの決めごとを書く前に、お店としてどんな接客をしたいのかを短い言葉にしておきます。方針がないまま決まり文句だけをそろえると、マニュアルに書いていない場面で、スタッフが判断の拠りどころを持てません。
方針は、3つの問いに答える形で書く
方針は長い文章でなくてかまいません。次の3つに、お店の言葉で答えておきます。
① どんなお客様に来てほしいか。仕事帰りに一人で立ち寄る方、家族連れ、記念日の食事、観光の方。来てほしいお客様によって、声の大きさや話しかける回数、料理の説明の長さが変わります。
② お客様に、どんな時間を過ごしてほしいか。「待たせずに、手早く食べて帰れる」「料理の話をしながら、ゆっくり過ごせる」など、お店で過ごす時間の姿を書きます。
③ スタッフに、どこまで任せるか。料理のおすすめ、席の移動、お子様へのちょっとしたサービス、サービスの一品。どこまでをスタッフの判断でしてよく、どこからは店長や責任者に替わるのかを決めておきます。
この3つが決まると、たとえば「満席のときにお待ちいただくか、ほかの日をご案内するか」「料理の説明をどこまでするか」といった場面ごとの決めごとが、方針から自然に決まっていきます。
接客マニュアルに書く7つの場面と決めること
お客様がお店に来てから帰るまでと、電話・予約の場面を、7つに分けて決めごとを書きます。それぞれの場面で「何をもってできたとするか」と「迷ったら誰に聞くか」を書いておくと、教える人が替わっても接客の中身がそろいやすくなります。
ご来店・お席へのご案内
入口でお客様をお待たせしないことと、満席のときの案内の仕方を決めておきます。お待ちいただく目安の伝え方、お名前の控え方、お待ちいただく場所、ほかの日のご案内に切り替える目安などです。席の選び方(お一人様・お子様連れ・車いすのお客様など)も、お店の決まりとして書いておくと迷いが減ります。
- お客様に気づいてから声をかけるまでの決まり
- 人数の確認とお席のご案内の順番
- 満席のときの案内と、お待ちいただく場所
- 予約のお客様の確認の仕方
ご注文をうかがう
注文を受けるときの復唱の仕方と、おすすめの伝え方を決めておきます。おすすめを言うかどうか、言うならどの品を、どんな言葉で伝えるかをそろえておくと、スタッフによって勧め方が大きく変わることを防げます。品切れの品の伝え方や、料理の量・辛さ・提供までの時間を聞かれたときの答え方も、ここに書いておきます。
- 注文の復唱と、注文の通し方
- おすすめの品と、その伝え方
- 品切れ・時間のかかる料理の伝え方
- お酒の注文を受けるときの決まり(下の「困ったときの決まり」)
料理・飲み物をお出しする
料理をお出しするときの料理名の伝え方と置く位置、料理の説明をどこまでするかを決めておきます。熱い器や取り分けが必要な料理のお声がけ、注文と違う料理を出してしまったときの対応も書いておきます。提供の順番や時間の目安は、厨房とホールで同じものを持っておくと、お客様への答えがそろいます。
- 料理名の伝え方と、器を置く位置
- 料理の説明の長さ(方針に合わせて)
- 注文と違う料理を出したときの対応
- 提供が遅れているときのお声がけ
お食事中の目配り
空いたお皿をお下げするタイミング、飲み物の追加のお声がけ、ラストオーダーのお知らせの仕方を決めておきます。声をかける回数は、方針で決めた「お客様に過ごしてほしい時間」によって変わります。会話を楽しんでいるお客様に何度も声をかけないよう、目安を書いておきます。
- 空いたお皿をお下げするタイミング
- 飲み物の追加のお声がけ
- ラストオーダーと閉店時間のお知らせ
- お客様のお忘れ物・落とし物の扱い
お会計
お会計では、金額と内訳の伝え方、使える支払い方法の答え方、領収書の書き方を決めておきます。金額の間違いや二重の請求に気づいたとき、お客様から指摘されたときに、誰がどう確かめ、どう返金するかは、スタッフの判断に任せず、責任者の対応として書いておきます。
- 金額・内訳の伝え方と、レシートの渡し方
- 使える支払い方法の答え方
- 領収書の宛名・但し書きの書き方
- 金額の間違いに気づいたときの確かめ方(責任者が対応)
お見送り
お見送りの場所(席・レジ・入口)と、お見送りのときの言葉を決めておきます。混み合う時間帯でもお見送りを省かないのか、混雑時は声かけだけにするのかも、方針に合わせて書きます。お忘れ物の声かけや、雨の日の傘の確認も、ここに入れておくと抜けにくくなります。
- お見送りの場所と言葉
- 混み合う時間帯のお見送りの仕方
- お忘れ物・傘の確認のお声がけ
電話・予約の受け方
電話に出るときの名乗り方、予約で聞くこと(日時・人数・お名前・連絡先・アレルギーの有無やお祝いなど)と、その控え方を決めておきます。お客様からうかがった連絡先などの情報を、どこに書いて、誰が見られるようにするかも決めておきます。電話で答えられない質問(貸し切り・料金の相談など)は、誰が折り返すかを書いておきます。
- 電話に出るときの名乗り方
- 予約で聞くことと、控える場所
- お客様の連絡先などの扱い方
- その場で答えられない質問の折り返し
1つの作業を「手順・ポイント・理由・できている状態」に分けて書く方法は、コラム「飲食店の新人教育マニュアルの作り方とOJTの進め方」でご説明しています。
言い方は、お店で使う言葉をそろえる
言い方の例を載せるのは、スタッフに一字一句を覚えてもらうためではなく、お店で使う言葉をそろえるためです。同じ場面で人によって言い方が大きく違うと、お客様に「お店の決まり」が伝わりにくくなります。
| 場面 | 言い方の例 | 決めておくこと |
|---|---|---|
| 満席のとき | 「ただいま満席でございます。〇分ほどでご案内できる見込みですが、お待ちいただけますか」 | 待ち時間を言うか、言うならどう見積もるか |
| 注文の復唱 | 「ご注文を繰り返します。〇〇がおひとつ、〇〇がおふたつ。以上でよろしいですか」 | 復唱するのは全部か、数の多い注文だけか |
| 品切れのとき | 「申し訳ございません。〇〇は本日、売り切れてしまいました。代わりに〇〇はいかがでしょうか」 | 代わりにおすすめする品を、誰が決めるか |
| 提供が遅れているとき | 「お待たせしております。〇〇はあと〇分ほどでお持ちします」 | 何分遅れたら声をかけるか、厨房に誰が確かめるか |
| 分からないことを聞かれたとき | 「確認してまいりますので、少々お待ちください」 | 推測で答えない。誰に確かめるか |
※言い方の例は、お店で言い方をそろえるときの参考例です。正しい敬語や、どのお店にも当てはまる言い方を示すものではありません。お店の方針(くだけた雰囲気か、改まった雰囲気か)に合わせて書き直してください。
言い方の例よりも大切なのは、表の右の列です。「分からないことは推測で答えず、確かめてから答える」という決まりを最初に書いておくと、料理の中身や待ち時間について、スタッフがその場しのぎの答えをしてしまうことを防ぎやすくなります。とくに、次の章でご説明するアレルギーやお酒の年齢に関わる質問では、この決まりが土台になります。
スタッフが一人で判断しないための困ったときの決まり
次の4つは、その場の判断を誤ると、お客様の体やお店の信用、法令の守り方に関わる場面です。新人のスタッフに判断を任せず、お店としての答え方と、責任者に替わる目安を決めておきます。
① お酒の注文と、年齢の確認
お酒を出すお店の営業者は、20歳未満の方が飲むと知りながらお酒を販売・提供してはならず、20歳未満の方の飲酒を防ぐために年齢の確認その他の必要な措置を講じることとされています(二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律1条3項・4項)。知りながら販売・提供した場合は50万円以下の罰金の対象になり、提供したスタッフ本人のほか、お店(法人・営業者)にも同じく50万円以下の罰金が科されることがあります(同法3条1項・4条)。
接客マニュアルには、どんなときに年齢を確かめるのか(見た目で年齢が分からず迷ったときなど)、何で確かめるのか(年齢の分かる身分証など)、確かめられなかったときにどう伝えるのかを書いておきます。お客様に失礼にならない言い方の例と、「判断に迷ったら責任者に替わる」という決まりもあわせて書きます。
② アレルギーについての質問
お店の中で食べていただく料理(設備を設けて飲食させる場合)には、食品表示基準は適用されず、アレルゲンの表示の義務はありません(食品表示基準1条ただし書。生食用の牛肉の注意の表示〈同40条〉は除きます)。持ち帰りや通信販売などで販売する場合は、扱いが異なることがあります。表示の義務がない分、聞かれたときにお店がどう答えるかを決めておくことが大切です。
マニュアルには、アルバイトのスタッフが記憶や推測で「入っていません」と答えないこと、原材料をレシピや仕入れ品の表示で確かめてから答えること、確かめられないときや、調理器具・揚げ油の共用などで混ざる可能性を否定できないときは、そのことを伝えたうえで責任者に替わること、を書いておきます。どこまで対応できるのか(除いて作れる料理があるか)は、厨房の責任者と決めておきます。
③ 補助犬の同伴や、配慮の申し出
不特定多数の方が利用する施設を管理する方は、身体障害者の方が盲導犬・介助犬・聴導犬(身体障害者補助犬)を連れて利用するとき、その同伴を拒んではならないとされています。ただし、補助犬の同伴によって施設に著しい損害が発生し、又は施設を利用する方が著しい損害を受けるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合は除かれます(身体障害者補助犬法9条)。
また、事業者は、障害のある方から社会的障壁を取り除くための対応を求める意思の表明があり、その対応に伴う負担が重すぎないときは、必要かつ合理的な配慮をしなければならないとされています(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律8条2項)。たとえば、入口から近い席へのご案内や、メニューの読み上げなどです。マニュアルには、補助犬を連れたお客様をお断りしないことと、配慮のお申し出を受けたらできることを一緒に考え、迷ったら責任者に替わることを書いておきます。
④ 苦情(クレーム)を受けたとき
苦情の中には、料理の間違い、提供の遅れ、会計の誤りなど、お店の側に原因があるものもあります。厚生労働省の指針は、お客様からの苦情のすべてがカスタマーハラスメントに当たるわけではなく、客観的にみて社会通念上許容される範囲で行われたものは、いわば正当な申入れであり、カスタマーハラスメントには当たらない、としています。まずはお話をうかがい、事実を確かめ、お店に原因があればおわびして直す。この最初の対応を、マニュアルの決まりとして書いておきます。
そのうえで、スタッフが一人で受け続けないこと、どんなときに責任者に替わるか(大きな声を出される、同じ要求が繰り返される、など)、責任者が不在の時間帯は誰に連絡するか、を書いておきます。強い口調の苦情や、度を越えた要求への対応は、次の章のカスタマーハラスメント対策とつながっています。
※法令の内容は、2026年10月時点の二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律(1条3項・4項、3条1項、4条)、食品表示基準(1条・40条)、身体障害者補助犬法(9条)、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(8条2項)によります。個別の事案での対応のご判断は、所管の行政機関や専門家にご確認ください。
届いた口コミへの返し方は、コラム「飲食店の口コミ返信の書き方」でご説明しています。
2026年10月から、カスハラ対策が事業主の義務に
2026年10月1日から、改正された労働施策総合推進法により、事業主に、カスタマーハラスメント(いわゆるカスハラ)から雇っている人を守るための措置が義務づけられました。正社員だけでなく、パート・アルバイトのスタッフを雇っているお店も対象です。
法律が求めていること
事業主は、職場でのお客様などの言動のうち、雇っている人の業務の性質その他の事情に照らして社会通念上許容される範囲を超えたものによって、その人の就業環境が害されることのないよう、相談に応じて適切に対応するための体制の整備、抑止のための措置その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならないとされています(労働施策総合推進法33条1項)。相談したことなどを理由に、解雇その他の不利益な取扱いをすることも禁じられています(同条2項)。
具体的な内容は、厚生労働省の指針(令和8年厚生労働省告示第51号)に定められています。指針は、事業主が講じなければならない措置として、方針の明確化と周知・啓発、相談に応じる体制の整備、起きたあとの迅速かつ適切な対応、特に悪質なものへの対処の方針と体制、相談した人のプライバシーの保護と不利益な取扱いをしない旨の周知、などを挙げています。
接客マニュアルに書けること
指針は、対処の内容を定め、スタッフに周知していると認められる例の1つとして、お客様への対応に関するマニュアルなどに、カスタマーハラスメントの内容と、その対処の内容を書いて周知することを挙げています。また、対処の内容の例として、次のようなものを示しています(ここでは飲食店の現場で使いやすいものを抜き出しています。また限定列挙ではなく、スタッフの状況などの実態に応じて定めることとされています)。
すぐに責任者へ報告し、指示を仰ぐ
スタッフから管理する立場の人にすぐ報告し、その場の対応の方針について指示を仰ぎます。
一人で対応させない
できるだけスタッフを一人で対応させず、必要に応じて、管理する立場の人が代わって対応します。
やり取りを録音・録画する
やり取りを録音・録画することが例に挙がっています。その場合は、個人情報の保護に関する法律などを守り、お客様の個人情報を適切に扱うこととされています。
十分に説明しても続く場合は、退店をお願いする
スタッフから十分に説明したうえで、なお繰り返しの要求が続く場合には、一定の時間がたったところで退店を求めたり、電話を切ったりすることが例に挙がっています。
犯罪に当たりうる言動は、警察へ通報する
暴行・傷害・脅迫など、犯罪に該当しうる言動については、警察へ通報することが例に挙がっています。
書くときに、気をつけたいこと
正当な苦情まで「カスハラ」として扱わない。前の章のとおり、苦情のすべてがカスタマーハラスメントに当たるわけではありません。また指針は、障害のある方が不当な差別的取扱いをしないよう求めることや、社会的障壁の除去を必要としている旨の意思を表明すること自体は、カスタマーハラスメントに当たらないとしています。マニュアルでは、最初の対応(お話をうかがい、事実を確かめる)と、責任者に替わる目安を分けて書きます。
お店の側の原因にも目を向ける。指針は、カスタマーハラスメントの原因や背景に、商品・サービス・接客などの問題や、お客様とのコミュニケーションの不足があることも考えられるとし、それらを解消していく取組も防止の効果を高めるうえで重要だとしています。料理の提供の遅れや説明の不足が苦情の始まりになっていないかを見直すことも、接客マニュアルの役目です。
マニュアルだけで義務のすべてが満たせるわけではない。相談の窓口(担当者)を決めて伝えること、相談した人のプライバシーを守ること、相談したことを理由に不利益な取扱いをしないと定めて伝えることなど、マニュアルの外で整えることもあります。就業規則の定め方など労務のご判断は、都道府県労働局や社会保険労務士にご確認ください。
※2026年10月時点の労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律(33条1項・2項)、厚生労働省「事業主が職場における顧客等の言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針」(令和8年厚生労働省告示第51号)、厚生労働省リーフレット「令和8年10月1日から、カスタマーハラスメント対策、求職者等に対するセクシュアルハラスメント対策が義務化されます!」によります。本ページは制度の概要のご紹介で、個別の事案や労務の判断についての助言ではありません。
人手が足りない中で、教える時間と人をどう確保するかは飲食店の人手不足でご説明しています。
接客マニュアルが、
使われなくなる理由があります。
分厚すぎて、開く場面がない。営業中に開くことを考えると、1つの場面について1枚程度が目安です。7つの場面と困ったときの決まりを、それぞれ短くまとめ、休憩室やバックヤードなど、営業中にも目に入る場所に置きます。
店長だけが書いて、現場の実際と合わない。実際にホールに立っているスタッフに読んでもらい、「この場面では実際どうしているか」を聞いて直すと、使われるマニュアルになりやすくなります。
メニューや決まりが変わっても、直されない。メニュー改定・支払い方法の追加・営業時間の変更のたびに、マニュアルのどこを直すかを決めておき、最後に直した日を書いておきます。
マニュアルを渡しただけで、教えたことにしてしまう。読んだだけでは、満席のときの案内や苦情を受けたときの動き方は身につきません。実際の場面を想定して、やって見せ、やってもらう時間をとります。
※接客マニュアルを整えることで、売上や再来店が増えることをお約束するものではありません。
教えるときの4つの段階と、習得チェック表の作り方は、コラム「飲食店の新人教育マニュアルの作り方とOJTの進め方」でご説明しています。
ご相談からマニュアルと研修までの流れ
まずは、いまの接客の様子をうかがう
お店の業態とお客様、スタッフの人数、いま困っている場面などを、分かる範囲でお聞かせください。マニュアルがまだ無い状態からでもかまいません。初回のご相談は無料です。
お店を拝見し、課題を整理する
お店を拝見し、スタッフによってばらつきが出ている場面や、困っている場面を整理します。この時点で相談料はいただきません。
ご提案とお見積り
どこから整えるか、研修をあわせて行うかをご提案します。費用はその内容に合わせてお見積りしますので、ご確認いただいてからご判断ください。ご提案とお見積りにご納得いただけた場合のみ、ご契約となります。
オペレーションの検証と、マニュアルの整備
ご契約のあと、お店の接客の方針をうかがいながら、現場のオペレーションを検証し、マニュアルの整備をご一緒します。
スタッフ研修
必要に応じて、新人研修では接客の基本とお店のルールを、店長研修ではシフトと人の配置やスタッフへの伝え方などをお伝えします。
接客の相談をアトラクトにいただく理由
飲食店だけを見てきた
2006年の創業以来、業種を広げず飲食業界だけを見てきました。ひな形を当てはめるのではなく、お店の業態とお客様に合わせて、場面ごとの決めごとを一緒に考えます。
マニュアルを渡して終わりにしない
計画書をお渡しして終わりでは、現場は変わりません。オペレーションの検証、マニュアルの整備、スタッフ研修までご一緒し、決めたことが現場で続く形を一緒に考えます。
役割ごとの研修
新人研修では、接客・調理・衛生管理の基本をそろえ、教える人によって差が出にくい状態を目指します。店長研修では、シフトと人の配置、スタッフへの伝え方など、現場の運営をお伝えします。
相談しやすい費用設定
初回のご相談は無料です。費用は現状を拝見したうえで規模に応じて設定しており、個人で営まれている1店舗からご相談いただけます。研修だけのご依頼も承ります。
費用の考え方
初回のご相談は無料
高額になりがちなコンサルティング費用を、現状を拝見したうえで規模に応じた低価格な金額に設定しています。接客のことだけをご相談いただくこともできますし、1店舗のご相談から承ります。ご提案とお見積りをご確認いただいてからご判断いただけますので、初回のご相談でご契約いただく必要はありません。しつこい営業はいたしません。
※サポート費用および税の取扱いは、お見積り時にご案内します。
※接客の改善の度合いは店舗の状況により異なり、成果を保証するものではありません。
※就業規則や労務の手続きなど法令に関わるご判断は、社会保険労務士などの専門家にご確認ください。当社は現場の運用の観点からご一緒します。
よくいただくご質問
飲食店の接客マニュアルには、何を書けばよいですか?
ネットで公開されている接客マニュアルのひな形を使ってもよいですか?
言葉遣いは、マニュアルでどこまで決めればよいですか?
お酒を出すとき、年齢の確認はしなければなりませんか?
アレルギーについて聞かれたら、どう答えればよいですか?
2026年10月からのカスハラ対策の義務で、接客マニュアルに何を書けばよいですか?
作った接客マニュアルが、使われないのはなぜですか?
接客マニュアルの整備や研修を相談できますか?
このほかのご質問はよくあるご質問にまとめています。
お店の接客マニュアル、場面ごとに一緒に整えてみませんか
マニュアルがまだ無い状態からでかまいません。初回のご相談は無料です。
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